配偶者ビザの申請での必要なものは何ですか
在留資格「日本人の配偶者」を申請する時には、一般的な申請書の他に、
外国人と日本人カップルの交際の経緯をすべて書面で提出することにはなります。
日本人同士が結婚する場合は、役所に婚姻届の紙切れ一枚を提出するだけで、なにか、
二人の結婚にいたったいきさつの資料を添付などする必要はありませんが、
在留資格「日本人の配偶者」を申請する場合は、二人のプライベートに関する資料を
添付します。
「質問書」という様式がちゃんと、入国管理局で作成されており、まずはこれに答えていきます。
どんなことを聞かれるかというと、
「初めて知り合った時期」「場所」「結婚までのいきさつ」「紹介を受けたか」
「紹介を受けたいきさつ」「離婚歴があるか」などを、時系列で答えていきます。
また、二人のスナップ写真の提出も求められます。
入国管理局としては、「交際していたら、二人の写真を撮っているのは当然だろう」との考えだと
思うのですが、写真をいままで撮っていなかったカップルも当然います。
そんな時は、ほんとに困ります。
なんとかして、二人の写真を集めるしかありません。
入国管理局は、偽装結婚での在留資格の許可は、なんとしても阻止したいので、
簡単に記した書面で申請してしまうと、その後に、もっと詳しい資料の提出を求められることがあります。
入管側から親切に「書類を出して」と言われた場合はまだいいですが、何も聞かれず、そのまま不許可になってしまうことも当然あります。
よって、できる限り、詳細な資料の提出を行わなければなりません。