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アメリカのESTA(エスタ)について

アメリカの 『ESTA(エスタ)』とは。

ESTAとは、アメリカの電子渡航認証システムのことで、ビザ免除プログラム参加国からアメリカ合衆国へ入国する者に対し、
米国出入国カードをアメリカ合衆国への渡航前に、インターネットのウェブサイトで電子申請することを義務付けるもののことを言います。

 

わかりやすく言えば、ビザ免除国の国民が、アメリカに渡航をする前に、アメリカに入国するに値する者かを、審査する仕組みと言えます。

 

ビザ(査証)との違いは、査証は、アメリカ国務省(日本では外務省に相当)の管轄ですが、ESTAは、アメリカ国土安全保障省の管轄です。
このESTAの特徴としては、一度申請し、認証を受ければ2年間は有効となり、パスポートの有効期限内であれば、アメリカにビザなし渡航ができる点にあります。

 

アメリカに渡航する場合は、渡航の3日前までに申請を行うよう、アメリカ政府は呼びかけていますが、一度認証を受ければ、2年間は有効ですから、アメリカに渡航予定のある人は、事前に早めの申請、認証を受けたほうがいいと思います。

申請方法

申請はオンライン上で行われ、登録する内容は

 

姓名、性別、出生した市区町村、パスポート番号
両親の姓名、連絡先の住所、電話番号、メールアドレス、勤務先情報、

 

渡航情報(宿泊するホテルの住所、電話番号)

 

緊急連絡先(日本の両親等)
などとなります。

 

そして、ESTAの本来確認したい事項である
適格性についての質問に答えます。

 

主な内容は、テロなどの犯罪歴や、伝染病について、
そして、特定の国の渡航歴を確認されます。

 

2011年3月1以降、イラク、シリア、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イエメンに渡航または、滞在したことがあるかを、確認されます。

申請料金と認証について

申請に係る手数料は、14ドルです。
クレジットカードなどで、その場で決済できます。

 

申請後、ESTAが認証されるのは、3日以内とされていますが、一般的には、数時間以内に
認証をされることが多いようです。


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